◆菅代表代行、政権準備で訪英現地政界混迷で成果見えず
2009/06/07 00:00
【ロンドン6日共同】民主党の菅直人代表代行は6日、「脱官僚政治」のモデルと位置付ける英国の内閣制度調査のためロンドンを訪れた。10日まで滞在する。次期衆院選勝利後の政権移行の準備に生かす目的だが、英国政界は議員の経費乱用問題で大揺れ。相次ぐ閣僚の辞任表明でブラウン首相への退陣要求が強まるなど混迷しており、どれだけ収穫が得られるかは未知数だ。菅氏は党代表を務めていた1998年に政権準備の手順を策定。小沢一郎前代表の下でも、幹事長だった鳩山由紀夫氏と政権準備の必要性を確認していたが、衆院選勝利を最優先する小沢氏を前に「自制」(側近)を余儀なくされていた。小沢氏辞任で代表に就いた鳩山氏は、菅氏に訪英を指示。近く政権移行チームを立ち上げる。岡田克也幹事長も交えた挙党態勢で政権構想をまとめ政権交代の具体像を国民に示す考えだ。菅氏は10日発売の月刊誌で、英国の政治制度を参考に官僚主導から政治主導への変革を目指す「政権構想私案」を発表する。幹事長ら党幹部を閣僚と兼任させ、内閣と党を一元化するほか、政策決定への官僚の関与を排除し、徹底的に地方分権を進める内容だ。
【共同通信】