◆米大統領、北朝鮮の挑発許さずイランは対話路線追求、仏も同調
2009/06/06 00:00
【カン(フランス北西部)6日共同】フランス訪問中のオバマ米大統領は6日、同国北西部カンでサルコジ大統領と会談した。終了後の記者会見で北朝鮮のミサイル発射や核実験について「あまりに挑発的」と非難し、「(同様の)挑発で北朝鮮が利益を得ることを許し続けるわけにはいかない」と強調。当面は6カ国協議の枠組みを維持するものの、将来的により厳しい対応をとることを示唆した。また、イランに対しては、核兵器保有の意図がないことを行動で示すとともに、ウラン濃縮の中止を強く求める一方で、核問題を平和的に解決するため、国連安全保障理事会常任理事国とドイツで構成する6カ国会合が提起した対話に応じるよう求めた。オバマ大統領は北朝鮮とイランの核問題解決には異なった方法を用いているとした上で、北朝鮮について「われわれは外交的解決を目指すが、外交とは双方が真剣な姿勢で臨まなくてはならない。ただ、北朝鮮からはそのような反応がない」と指摘した。サルコジ大統領は、北朝鮮、イランの問題で、米仏の足並みは完全に一致していると強調。3日にパリで会談したイランのモッタキ外相には「核の平和的利用を進めたいのであれば、われわれの管理を受け入れよ」と要求したことや「6カ国との会合日程を確定せよ」と求めたことを明らかにした。同大統領は、中東和平問題でイスラエル・パレスチナの2国家共存やイスラエルの入植中止を求めた米国に同意するとも表明した。
【共同通信】